訪問看護
訪問看護とは
退院された患者さんや外来通院の患者さんが、家庭や地域社会で生活できるように援助することを目的とします。
看護師・精神保健福祉士と話し合いながら、家庭や地域で生活する力の支援をしています。
どのような方を対象とするのか
- 服薬や通院が途切れ、病状を悪化しやすい。
- 自分の中に閉じこもりがちで社会生活にうまく溶け込めず、日常生活や人間関係(家族・地域の人・会社の人等)がうまくできない。
- 家族として、どんな対応をしたらよいかわからない。
- 単身生活で周りに相談出来る人がいない。
どんな(看護)援助をするのか
生活の状況を一緒に考え、健康的な生活が送れるように援助します。
- 身体の状態や生活状況から、服薬について共に考えていきます。
- 家の中に閉じこもりがちな方には、一緒に地域の中に入ってさまざまな施設や制度の利用を紹介し、 生活範囲が拡がるような援助をしていきます。
- 日常の生活のしづらさの対応策を共に考えていきます。
- 家族の方にも困ったことや病気に対する看護のポイントをアドバイスします。家族の不安が軽減することで、患者さんとの関係が安定して来ます。
訪問看護を受けるには
主治医または病棟・外来看護師に申し出てください。主治医の指示後、訪問看護師がオリエンテーションします。
- 訪問日
- 訪問者
- 訪問費用
- 訪問範囲
オリエンテーション時に初回の訪問日を相談します。
以後はその都度訪問日(週1~2回)を相談します。
看護師・精神保健福祉士が訪問します。
1.訪問看護料は各種社会保険及び、通院公費負担制度が適応できます。
金額については、担当の精神保健福祉士が説明します。
・交通費は10キロ以内無料・10キロ以上5キロ毎に200円加算されます。
・訪問看護費用については病院窓口にてお支払い下さい。
車で片道1時間以内の地域を対象にしています。